拼音(ピンイン)よりも注音(ボポモフォ)で中国語を打つほうが早い!
どうも臭豆腐です。
一般的に、中国語を勉強する際は拼音符号(ピンイン)ですが、台湾で語学留学をされている方はご存知でしょう、台湾では拼音ではなく注音符号(ボポモフォ)を用いて中国語を勉強しています。
注音符号とは
注音符号とは、台湾で用いられている発音記号です。台湾の人は小学生の時に注音を習います。感覚としては、日本で言う平仮名や片仮名です。
ネットで検索すると、ボポモフォとも呼ばれていますが、注音記号の最初の段である
「ㄅㄆㄇㄈ」のことを指します。平仮名で言うと、「あいうえお」にあたります。
※以下は完全なる僕の偏ったオピニオンなので、参考程度でよろしくお願いします。追記2018/10/09
スマホで中国語を打つ
台湾人の友達のLINEでやり取りをする際、僕は拼音符号ではなく注音符号を使います。なぜかと言うと、文字を打つスピードが注音符号のほうが早いからです。(※個人差あり)
日本語を打つ時、予測変換によって各段に文字を打つスピードが上がりますが、中国語を打つ時にも予測変換があります。例で拼音符号で打ってみましょう。
「安心」を拼音符号で打つ時、本来は「an xin」 と打つのですが、予測変換に「安心」が出てくるまでに、「an x」の三文字だけです(声調は無視です)。
では次に注音符号で打ってみましょう。
「安心」を注音符号で打つ時は、「ㄢ ㄒㄧㄣ」と打ちますが、予測変換に「安心」が出てくるまでに、「ㄢ ㄒ」の二文字だけです(声調は無視です)。
「ㄢ」は拼音符号に直すと「an」です。つまり、「ㄢ」という記号一文字で「an
」の音を表しています。なので、記号を打つのに2回も文字を打つ必要がありません。
もう一つ例を出してみます。次は「愛你」を打ってみましょう。
「愛你」を拼音符号で打つと「ai ni」になります。予測変換に「愛你」が出てくるまでに、「ai n」 の三文字です。
では次は注音符号です。
注音符号では、「ㄞ ㄋㄧ」と打つのですが、予測変換に出てくるのに「ㄞ ㄋ」の二文字だけで済みます。
注音符号には母音と子音が最初から分けられており、母音記号を覚えることによって、発音を鍛えることができ、文字入力も早くなります。
注音符号の母音
注音符号の母音は16種類あります。
注音キーボードの右の4段が全て母音記号です。発音の仕方はここでは割愛させていただきます。
ㄧㄨㄩㄦ
ㄚㄛㄜㄝ
ㄞㄟㄠㄡ
ㄢㄣㄤㄥ
たとえば「ㄥ」はピンイン符号に表すと「eng」です。
「正」の発音が「zhengˋ」ですので、注音符号に表すと「ㄓㄥˋ」です。圧倒的に文字数が違います。
母音の漢字を打ったり、長い文章を打つ時は、注音符号で打つ方が早いと思います。先ほどの「愛你」の「愛」は注音符号では「ㄞ」、拼音符号では「ai」と表します。
わかりにくいと思うので、簡単に比較の例を出します。
嚴格:ㄧㄢ ㄍㄜ/yan ge
真正:ㄓㄣ ㄓㄥ/zhen zheng
上學:ㄕㄤ ㄒㄩㄝ/shang xue
車站:ㄔㄜ ㄓㄢ/che zhan
日本:ㄖ ㄅㄣ/ri ben 訂正2018/10/16 ピンインri benのところをre benとしていました、訂正します!
台灣:ㄊㄞ ㄨㄢ/tai wan
この通り文字数だけで言うと注音符号のほうが少なく、コンパクトに見えます。
覚えたら簡単、覚えるまでが難しい。
ここまでは注音符号で文字を打つ方が簡単で速いと言ってきましたが、この注音符号を覚えるまでが難しいと思います。
まずは子音と母音の発音と記号を覚え、さらに組み合わせて使わないといけないので、とても複雑です。僕も覚えるまでは、自分で何回も練習し、何回も発音練習しました。
しかし、覚えてしまえばとても簡単です。外国人が平仮名を学ぶことと同じで、暗記すればいいので。なんと言っても発音が大事ですので、読み書きだけではとても苦労します。発音しながら覚えていくことをお勧めします。
この低クオリティーの記事をみて、ちょっと何を言っているかよくわからない人もいらっしゃるとおもいますので、簡潔に言うと、タイトルの通り注音で中国語を打つ方が早いということです(笑)
※あくまでも僕個人の意見ですのであしからず
注音で文字が打てると、台湾人のとの話のネタにもなりますよ(笑)みなさんもぜひ注音で覚えてみてください!
謝謝大家收看我的部落m(__)m