【台湾】自力で正規留学の申請して居留証を受け取るまで
どうも臭豆腐です。
台湾への大学進学を考えているか方たちは、そろそろ申請の準備をする時期ではないでしょうか?申請代行をしてもらう方がほとんどだと思いますが、なんだかんだお金がかかるみたいですね(笑)留学前の出費を出来るだけ抑えたいと思うのは皆さん一緒だと思います。
僕の知り合いも台湾に正規留学する予定で、個人で申請したいけどどうすればいいのかと聞かれました。当時僕は自分で申請したのですが、いろいろ準備する資料が多くて大変でしたね。個人的には申請を代行してもらう方が安全で確実なので、そちらをお勧めします。
それでも個人で申請したいんだ!っていう人のために、大学の申請してから合格通知を受け取り居留ビザを受け取るまでの過程を大まかに紹介していきます。
大まかな流れ
※人によっては台湾に滞在している場合もありますが、ここでは日本に滞在している場合のみの流れを紹介します。
※他の大学によっては申請するときの過程、準備物が異なる場合もあります。
各大学外国人学生の募集要項の確認
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必要な書類を用意、期限までに提出
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合格発表、合格通知を受け取る
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居留ビザを取るための書類を用意
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各地域管轄の台北駐日経済文化弁事処に居留ビザを申請
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居留ビザ受け取り
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出国
各大学外国人学生の募集要項の確認
まずはどの大学、どの学部に入学したいのかを決めます。複数申請することも可能です。そして各大学のサイトへ飛び募集要項を確認します。検索の仕方としては、
「〇〇大学 外籍生招生」
「〇〇大学 境外生招生 」
「〇〇大学 外籍生申請」
「〇〇大学 国際生申請」
このいづれかのキーワードで検索すれば大学の募集要項が確認できると思います。後ろに「入学」と入れて検索すればより探しやすいと思います。
※サイト内は全て中国語又は英語です。
例)台湾大学 外籍生申請
・2つ目のサイトをクリック
・開放招生之系所與申請規定の下線部の部分をクリック
開放→公開
招生→新入生の募集
系所→学部
→各学部の募集要項
・各学部の詳細が確認できます。ためしに外国語文學系学士のファイルをクリック。(20と表示されているファイル)
・提出に必要な書類や、中国語能力の規定または英語の能力の規定が表記されています。
→各学部で用意する書類が異なるので、注意してください。
必要な書類を用意、期限までに提出
- 最終学歴卒業証明書(高校の卒業証明書等)英語翻訳されたもの
- 成績表(高校3年間の成績)英語翻訳されたもの
→卒業証明書と成績表は卒業した学校に頼めば英語翻訳で用意してもらるはずです。
- 財力証明書 英語翻訳されたもの
→財力証明書は大学によって証明する金額は異なります。毎年の同じ金額とは限らないので、その年の詳細を確認しましょう。今年は20万台湾ドル(6000$)です。日本円にすると70万円になります。
→証明書は銀行の窓口で頼めば手続きしてくれます。
証明書は円をドルに変換し英語翻訳で作ってもらうように頼んでください。円を台湾ドルに変換することも可能です。(三井住友銀行)
→もし、事前に奨学金を獲得していれば代わりにその証明書を提出。
・台湾奨学金
・教育部奨学金などがあります。
- パスポート(またはそのコピー)
→早めにとるようにしましょう。もし期限が切れている場合は更新してください。
- 証明写真
学校によって規定の大きさがありますが、パスポートの大きさと同じ写真で良いと思います。もし心配であれば大きめの写真をとってから規定の大きさに切りとってください。
- 中国語、英語能力の証明書。若しくは両方。
→学部によれば提出を求められないところもありますが、大抵の学部は必要ですので、事前に検定を受けるようにしましょう。
→【証明対象となる検定】中国語であれば基本的にTOCFL(華語文能力測驗)の証明が必要です。大学によればHSK(漢語水平考試験)での証明も可能のところもあります。何級の試験を受ければいいかは学部によります、サイトで確認するようにしてください。TOCFLでは進階級や高階級を、HSKでは4級または5級を受けていると安心です。
→英語の場合はTOEICやTOEFがほとんどです。こちらも規定の点数以上を求められる場合があります。
- 申請書(大学のサイトからダウンロード)
→殆どがネットで申請することになります。ネット申請(「線上申請」)は各大学のサイトから入り、個人情報を入力してそのまま送信する形になります。送信する際に各資料をPDFに変換してアップロードする必要があります。ネット申請ではなく、書類を封筒にまとめて送る申請方法もある大学もありますが、こちらは手間と時間がかかります。
- その他、入学するにあたっての契約書、台湾に戸籍を持っていない証明書など。(大学のサイトからダウンロード)
→契約書や台湾に国籍を持たないという証明書なども提出します。大体はサインだけで済みます。めんどくさいのは。1回書類をダウンロードして印刷し、そこにサインをしてそれをまたPDFに戻す作業です。家にコピー機がなければ、セブンイレブンでできますので。
合格発表、合格通知を受け取る
- 大学のサイトに合格者の公開されます。「〇〇大学 外籍生 名単」で検索すればだいたい辿り着きます。申請する時期が2回、3回とある大学もあり、申請した時期によって、合格者の公開される時期も異ります。大学のサイトで確認するようにしてください。
- 期限までに入学するかどうかの通知を大学に送らないといけないので、忘れないように。大学のサイトからアカウントをログインして送信する形になります。
居留ビザを取るための書類を用意
ビザにも種類があるのですが、大学生として渡来するので、申請するビザは居留ビザになります。台湾に語学留学していて、停留ビザから居留ビザに変えたいという人は、他の台湾ブロガーが書いてくださっているので、そちらの記事を参照すると良いと思います。(色で察してください、(笑))
公式ページ
- 証明写真2枚 3.5㎝×4.5㎝(6か月以内に撮ったもの)
- パスポートのコピー(残存期間6か月以上)
- 申請書(ウェブサイトで個人情報を入力し印刷、そして印刷した紙にサインをする)
- 大学の合格通知(入学許可書)の原本とそのコピー1通ずつ。
- 健康診断書(検査を受けて3か月以内のもの)
所定のフォームをプリントして、病院にもっていけば後は病院側で内容を埋めてもらいます。病院のフルネーム印を押してもらうように!
※どこの病院でもおOKということではなく、これも所定の医療機関で健康検査をすることになります。どこの医療機関でできるかは自分でしらべるか、代表処の方に聞くように。「留学 健康診断」と検索して探してみてください。
- 手数料(6900円)
公式ページ
各地域管轄の台北駐日経済文化弁事処に居留ビザを申請
住む場所によって申請しに行く場所が異なります。
僕は関西住みでしたので、大阪の代表処で申請しました。
人によっては時間をかけて代表処に申請しにいかないと行けない方もいます。申請受付時間を事前に確認するようにしましょう。
居留ビザの受け取り
基本は翌日で受け取れますが、状況によっては数日かかるそうなので早め早めに行動しましょう。
当日受け取りも可能ですが、手数料が50%アップします(笑)
居留ビザはパスポートのページに貼られていますので、空港で出国手続きをする際はこちらのページを見てもらうようにします。
入国後15日以内に居住地を管轄されている移民署で居留証に変える必要があります!
大学生の場合は、最初の申請だけは学校側がやってくれると思うので、居留証の更新は自分で行くことになります。
という感じなんですが、なかなかやる事が多くて大変でした。初めにも言いましたが、申請は代行してもらう方が無難です。中国語に自信ある方か、知り合いに中国語の分かる人がいる方がいれば、個人で申請しても良いかと思います。
みなさん台湾留学に向けて頑張って下さい!
謝謝大家收看部落格m(_ _)m